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カラスミ

ボラのカラスミ「オーロ・ディ・カブラス」(L'Oro di Cabras)
生産地:サルデーニャ島西部オリスターノ県 カブラス(Cabras)村

祖父アントニオがカブラスに小さな工房を創設したのが1930年代、それ以来マンカ家の兄弟はサルデーニャの伝統であるカラスミを作り続けています。 フェニキア時代にまで遡る古い歴史をもつカブラスの町は、豊かな地形の恩恵を受けてきました。 町近くのミストラス・ラグーンは陸から海に向けて伸びる二つの帯状地帯に仕切られた潟で、鵜、ミサゴ、青サギ、ピンクフラミンゴなど動植物の理想的な生息地となっています。 ボラが育つための美しい水や汚染を知らない澄んだ空気、食品の乾燥に適した気候など、この地のすべてが最上級のカラスミを作る要素となっています。

まったく同じ手法で作られた2つのカラスミは、ボラの原産地によって区別されています。

オーロ・ディ・カブラス(L'oro di Cabras)- イタリアで生産されるカラスミの99%は、大西洋とモーリタニア産のボラを使用していますが、この “オーロ・ディ・カブラス”もその一つ。 卵巣を取り出し洗浄した後、塩漬け、圧縮を経て専用のラックで乾燥・熟成されます。 卵巣の大きさによって、塩漬け・熟成の期間は調整され、毎日入念なチェックを受けて最上級のカラスミに仕上げられます。
ミストラス(Mistras)- “オーロ・ディ・カブラス”とまったく同じ手法で作られますが、すばらしい環境と純度の高い水の中で育つサルデーニャ・カブラス産のボラだけを使用。 その豊かな味わいとアーモンドの風味、金や琥珀の深く浮かび上がるような色合いから、最高級品質のカラスミとされています。

ボラのカラスミ「オーロ・ディ・カブラス」(L'Oro di Cabras)