パスタ工房「サンティシドーロ」(Sant'Isidoro)
パスタ工房「サンティシドーロ」(Sant'Isidoro)
生産地:サルデーニャ島中央西部オリスターノ県モルゴンジョーリ( Morgongiori)村
モルゴンジョーリ村のパラ夫人は何十年もの間、家族のためだけに村の伝統パスタを作り続けていましたが、この宝石のような伝統パスタ“ロリギッタス”を多くの人に紹介したいと、小さなパスタ工場を開く決心をしました。
ロリギッタス(Lorighittas)- モルゴンジョーリ村の伝統的なセモリナ粉のパスタ。 もともとはカトリックの祝日、諸聖人の日(11月1日)にお祝い用として作られていたパスタですが、その繊細で美しい形が名だたるシェフたちを魅了し、今ではイタリア本土でもワンランク上のパスタ料理として提供されています。 伝統的には、放し飼いにされた若い雄鶏にトマトソースを合わせていただきますが、魚や肉、どんなソースに合わせても美味しくいただくことができます。
“ロリギッタス”とはサルデーニャの言葉で“輪”を意味します。 この手の込んだ繊細な“輪”が美しい指輪のように見えることからそう呼ばれるようになったと言われています。 今もモルゴンジョーリ村のみで生産され、すべて手作業で1キロを4時間以上かけて作られる稀少価値の高いパスタです。